2学期の始園式が行われた9月2日(月)。
何とか終わりの方だけでも間に合えばと、
式でのお話しや働きを終えてから、急ぎ、ある研修会へ向かいました。
子ども子育て支援新制度によって設置されました、
地域の子育てを包括的に支援する
「やまぐち子育て福祉総合センター」。
同センターでは、地域の子育ての質を様々な角度から向上させるため、
たくさんの有意義な取り組みを行われています。
子ども向けの講座、子育てに取り組む両親のための講座、
保育者たちのための研修など。
「親子をつなぐ絵本~絵本リトミックの観点から~」と題して、
山口におけるリトミックの第一人者である
今村方子先生(NPO法人下関子ども・子育ちネット理事長、元・梅光学院幼児教育学部長)の
講座ということもあり、どうしても聴きたくて伺いました。
研修が終わり、今村先生と雑談して中、
同センターのスタッフたちとも立ち話になりました。
「この人、明星幼稚園の理事長なのよ」と
今村先生がご紹介くださると、
「私、子どもを預けて、**先生が園長の時代、PTA会長していました」
「私は、卒園生です」と…。
山口市における「子育て支援」の中心である包括センターに、
明星の保育を理解され、愛してくださる方が、たくさんいることを
初めて知るに至りました。
(まだ、山口に転居して9か月しか経っていないもので、
知らなかったことをご容赦ください。笑)
また、講師を務められた今村先生がいらっしゃった梅光学院の設立には、
(梅光の前身である「光城女学院」を、米宣教師たちと設立)
明星幼稚園の創設者である服部章蔵牧師が深くかかわっています。
来年、明星幼稚園は創立125周年を迎えます。
山口県下で最も長い歴史を持つ幼児施設です。
長く続けることが許された、積み上げられた歴史には、
地域の人々とのたくさんの深いつながりがあることを
改めて教えられました。
これからも、地域に仕え、地域に愛され、地域に根差した保育を
大切に一つひとつ積み上げ続けてまいりたいと思います。
コメントをお書きください